同じギフト券買取サイトでも、券種によって買取率は最大で40ポイント以上違います。さらに同じ券種でも、額面によって10ポイント以上変わります。
この記事では、大手2社が公表している買取率を券種別に並べ、どのギフト券がいくらで売れるのかを整理します。数字はすべて各社の公式サイトに掲載されているものです(2026年9月時点)。
券種別の買取率一覧【2社比較】
「ギフトグレース」と「買取カリビアン」が公表している買取率を並べます。いずれも初回・額面1万円以上の条件で揃えています。
| ギフト券 | ギフトグレース | 買取カリビアン |
|---|---|---|
| nanacoギフトカード | 92% | 91% |
| 楽天ギフトカード | 92% | 88% |
| maj!ca(マジカ) | 取扱なし | 88% |
| Apple・iTunesギフト | 85%(額面3万円以上の特別レート) | 87% |
| QUOカードPay | 86% | 取扱なし |
| JCBプレモカード | 83% | 取扱なし |
| WebMoney | 82% | 取扱なし |
| PlayStation | 取扱なし | 80% |
| GooglePlayギフトカード | 78% | 80% |
| Amazonギフト券 | 79% | 78% |
| Nintendo | 取扱なし | 75% |
| LINEギフト | 取扱なし | 45% |
この表から分かること
- 最も高いのはnanacoと楽天(92%)
- Amazonギフト券は78〜79%と、意外に低い
- GooglePlayも78〜80%で、Amazonとほぼ同水準
- LINEギフトは45%。半分以下しか戻らない
- 券種によって取扱いの有無が分かれる(WebMoneyは片方のみ、Nintendo・PlayStationも同様)
「ギフト券の買取率は90%前後」というイメージを持っている方が多いのですが、それが当てはまるのはnanacoと楽天だけです。AmazonやGooglePlayでは8割前後が実勢になります。
額面によって買取率は大きく変わる
もう一つ重要なのが額面です。同じ券種でも、金額帯で買取率が段階的に変わります。
買取カリビアンの公表値を、額面別に並べてみます(初回)。
| ギフト券 | 3,000円〜 | 1万円〜 | 差 |
|---|---|---|---|
| Apple・iTunes | 75% | 87% | +12pt |
| nanaco | 80% | 91% | +11pt |
| 楽天 | 80% | 88% | +8pt |
| GooglePlay | 75% | 80% | +5pt |
| Amazon | 78% | 78% | 0pt |
Appleギフトの場合、3,000円で売ると75%、1万円で売ると87%。12ポイントの差です。
金額に直すと、3,000円を売れば手取り2,250円。1万円を売れば8,700円です。少額を何度も売るより、まとめて1万円以上で売るほうが有利という構造になっています。
ただしAmazonギフト券のように額面で変わらない券種もあるため、自分が持っている券種の条件を確認してください。
初回と2回目以降でも変わる
多くの買取サイトは初回に高いレートを設定しています。
| ギフト券 | 初回 | 2回目以降 |
|---|---|---|
| nanaco(買取カリビアン) | 91% | 89% |
| 楽天(買取カリビアン) | 88% | 86% |
| WebMoney(ギフトグレース) | 82% | 80〜81.5% |
| Amazon(ギフトグレース) | 79% | 77〜78% |
継続して使う予定なら、初回の数字ではなく2回目以降のレートで比較してください。なお、ギフトグレースは初回レートが総額面10万円まで適用されると公表しています。
結局どのギフト券を選べばいいか
これから買うものを選べる場合
nanacoギフトカードか楽天ギフトカードが最も有利です。どちらも初回92%(ギフトグレース)で、他の券種より10ポイント以上高くなります。
すでに持っている券種を売る場合
券種によって有利な業者が分かれます。
| 持っている券種 | 有利な業者 |
|---|---|
| nanaco・楽天・Amazon・WebMoney | ギフトグレース |
| Apple・iTunes・GooglePlay | 買取カリビアン |
| Nintendo・PlayStation・maj!ca | 買取カリビアン(ギフトグレースは取扱なし) |
| QUOカードPay・JCBプレモ | ギフトグレース(買取カリビアンは取扱なし) |
Apple・GooglePlay・nanaco・楽天など9券種に対応
買取カリビアン
- Apple 初回87%/nanaco 初回91%(いずれも額面1万円以上)
- 振込手数料無料・最短5分振込・土日祝対応
- 買取は総額3,000円から/18歳以上・初回は本人確認あり
※買取率は券種・額面・利用回数により変わります。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
nanaco・楽天・Amazon・WebMoneyなど8券種に対応
ギフトグレース
- nanaco・楽天は初回92%/WebMoney 初回82%(初回レートは総額面10万円まで適用)
- 額面合計1万円以上で振込手数料が無料・最短3〜6時間で振込
- 古物営業許可 東京都公安委員会 第304361307130号を掲示
※買取率は券種・額面・利用回数により変わります。営業時間は10時〜22時(日曜定休)。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
Appleギフトカードは専門業者という選択肢もある
Apple・iTunesギフトについては、Appleギフトカードだけを専門に扱う業者もあります。
たとえば 買取スイート は、未使用のAppleギフトカードに絞って買取をおこなっており、24時間365日受付・最短5分(平均10分)で振込、振込手数料無料としています。古物商許可 第308841707262号を掲示する法人運営です。
買取率は日々変動する方式のため固定の数値は公表されていません。申し込み前に公式サイトでその日のレートを確認してください。
営業時間の面では、ギフトグレース(10時〜22時・日曜定休)や買取カリビアンよりも柔軟です。深夜や休日に、Appleギフトカードだけを換金したい場合の選択肢になります。
買取率以外に確認すべき条件
最低金額
買取カリビアンは総額3,000円から。ギフトグレースは券種により500円以上〜5万円以下(WebMoneyの場合)です。
振込手数料
買取カリビアンは振込手数料無料。ギフトグレースは額面合計1万円以上で無料で、それ未満は手数料がかかります。少額で売るとここでも目減りします。
振込までの時間
買取カリビアンは最短5分、土日祝も対応。ギフトグレースは券種により最短3〜6時間で、営業時間は10時〜22時・日曜定休です。急ぐなら営業時間と処理時間の両方を確認してください。
本人確認
どちらも本人確認が必要です。買取カリビアンは初回に運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれかが必要で、対象は18歳以上とされています。
券種別の詳しい解説
個別の券種については、それぞれの記事で詳しく扱っています。
- WebMoneyギフトカードの買取率と金券ショップとの違い
- nanacoギフトカードの換金
- 楽天ポイントギフトカードの買取
- Google Playカードを高く売る方法
- Amazonギフト券の残高を現金化する
よくある質問
一番高く売れるギフト券は何ですか?
公表値で見るかぎりnanacoギフトカードと楽天ギフトカード(いずれも初回92%)です。
Amazonギフト券の買取率が低いのはなぜですか?
買取率は券種ごとの需要と再販のしやすさで決まります。Amazonギフト券は流通量が多い一方、買取率は78〜79%が実勢です。
少額でも売れますか?
売れますが不利です。買取カリビアンは総額3,000円から受け付けていますが、3,000円台と1万円以上では最大12ポイント差があり、さらに振込手数料の条件も変わります。
「換金率98%」という業者もありますが?
ギフト券買取で公表されている最高水準は92%前後です。それを大きく超える数字を見かけた場合は、適用条件(券種・額面・初回限定)を必ず確認してください。
まとめ
- 最も高いのはnanacoと楽天(初回92%)、最も低いのはLINEギフト(45%)
- AmazonとGooglePlayは78〜80%。「ギフト券は90%台」は誤解
- 額面3,000円台と1万円以上で最大12ポイント差。まとめて売るほうが有利
- 継続利用なら2回目以降のレートで比較する
- 券種によって取扱いの有無と有利な業者が分かれる
買取率は「業者の優劣」だけで決まるものではなく、券種・額面・利用回数の組み合わせで変わります。自分の条件に当てはめて確認してください。


