使わないまま残っているWebMoney(ウェブマネー)ギフトカードを現金に換えたい——そう考えたとき、選択肢は大きく3つあります。
結論からいうと、買取サイトを使うのが最も高く換金できます。ただし、WebMoneyは他のギフト券と比べると買取率がやや低めで、そのことを知らずに期待しすぎると損をします。
この記事では、実際に公表されている買取率をもとに、WebMoneyギフトカードの換金について整理します。
WebMoneyギフトカードの換金方法は3つ
| 方法 | 換金率の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ギフト券買取サイト | 80%台 | オンラインで完結。最も高い |
| 金券ショップ | 取扱い自体が限られる | 店舗へ行く必要がある |
| オークション・フリマ | 手数料と売れ残りリスク | 売れるまで時間がかかる |
金券ショップでWebMoneyは扱いにくい
「ウェブマネー 買取 金券ショップ」で調べる方が多いのですが、金券ショップはWebMoneyギフトカードを苦手とします。
理由は、WebMoneyギフトカードがコード(番号)で管理される電子ギフトだからです。金券ショップが得意とするのは、商品券や新幹線回数券のような「現物があり、店頭で再販できるもの」です。
コードは一度知られてしまえば誰でも使えてしまうため、店頭買取では真贋確認と在庫管理が難しく、そもそも取り扱っていない店舗が多いのが実情です。取り扱いがあっても、リスク分を差し引いた低い買取率になりがちです。
電子ギフト券を専門に扱うオンライン買取サイトのほうが、構造的に高く買い取れます。
オークション・フリマは手数料と時間がかかる
相手が見つかれば高く売れる可能性はありますが、販売手数料が引かれ、売れるまでの時間も読めません。またコード類の出品は規約で禁止されている場合があり、アカウント停止のリスクもあります。
WebMoneyの買取率は「82%」が一つの基準
実際の数字を見ましょう。ギフト券買取サイト「ギフトグレース」が公表しているWebMoneyの買取率は次のとおりです。
| プラン | 初回 | 2回目以降 (5万円未満) |
2回目以降 (5万円以上) |
|---|---|---|---|
| 通常(最短6時間) | 82% | 80% | 80.5% |
| 翌日(翌日22時まで) | 82% | 81% | 81.5% |
買取可能な額面は500円以上〜50,000円以下。初回の買取率は総額面10万円まで適用されます。
つまり10,000円分のWebMoneyギフトカードで、手元に入るのは初回8,200円という計算です。
「90%以上」という数字に注意
WebMoneyの換金について「90%以上」とうたう情報を見かけることがありますが、公表されている買取率を見るかぎり、WebMoneyで90%台が出る例は確認できません。
後述するように、90%台が出るのは楽天ギフトカードやnanacoギフトカードなど、別の券種です。券種ごとの相場を混同した情報である可能性が高いため、鵜呑みにしないでください。
券種によって買取率はここまで違う
同じ買取サイトでも、ギフト券の種類によって買取率は大きく変わります。ギフトグレースの公表値(初回・通常プラン)で並べると、差は一目瞭然です。
| ギフト券の種類 | 初回の買取率 |
|---|---|
| 楽天ギフトカード | 92% |
| nanacoギフトカード | 92% |
| QUOカードPay | 86% |
| iTunes・Appleギフト(額面3万円以上の特別レート) | 85% |
| JCBプレモカード | 83% |
| WebMoney | 82% |
| Amazonギフト券 | 79% |
| GooglePlayギフトカード | 78% |
WebMoneyは中位です。Amazonギフト券やGooglePlayより高く、楽天やnanacoより10ポイント低いという位置づけになります。
これから何を買うか選べる状況であれば、楽天ギフトカードやnanacoギフトカードのほうが有利です。ただしすでに手元にあるWebMoneyを換金するなら、82%前後が妥当な水準と考えてください。
nanaco・楽天・Amazon・WebMoneyなど8券種に対応
ギフトグレース
- nanaco・楽天は初回92%/WebMoney 初回82%(初回レートは総額面10万円まで適用)
- 額面合計1万円以上で振込手数料が無料・最短3〜6時間で振込
- 古物営業許可 東京都公安委員会 第304361307130号を掲示
※買取率は券種・額面・利用回数により変わります。営業時間は10時〜22時(日曜定休)。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
買取サイトを選ぶときの確認ポイント
1. 初回限定レートかどうか
多くのサイトは初回だけ高いレートを設定しています。ギフトグレースの場合も、WebMoneyは初回82%に対し2回目以降は80〜81.5%です。継続して使うなら2回目以降の数字で比較してください。
2. 振込手数料
ギフトグレースは額面合計1万円以上で振込手数料が無料です。少額だと手数料で目減りするため、まとめて売るほうが有利になります。
3. 振込までの時間
WebMoneyの場合、通常プランで最短6時間です。券種によって処理時間は異なり、楽天やnanacoの最短3時間と比べるとやや長めです。「即日」と書かれていても、申し込み時間帯によっては翌日になります。
4. 営業時間
ギフトグレースの営業時間は午前10時〜午後22時、日曜定休(月末日は翌朝7時まで)です。24時間受付でも、処理は営業時間内という運用は珍しくありません。
5. 古物商許可の表示
買取業は古物営業法の対象です。古物商許可番号が明記されているかは、最低限の確認事項として見ておいてください。ギフトグレースは「東京都公安委員会 第304361307130号」を掲示しています。
換金の手順
- 買取率と条件を確認する……初回か2回目以降か、額面はいくらか
- 申し込む……必要事項とギフトカードのコードを送信
- 査定を受ける
- 指定口座に振り込まれる
コードを送信した時点で取引は実質的に確定します。送信前に買取率と手数料を必ず確認してください。
よくある質問
WebMoneyギフトカードはいくらから買い取ってもらえますか?
ギフトグレースの場合、買取可能額面は500円以上〜50,000円以下です。ただし振込手数料が無料になるのは額面合計1万円以上です。
WebMoneyの買取率が他より低いのはなぜですか?
買取率は券種ごとの需要と再販のしやすさで決まります。公表値を見るかぎり、楽天ギフトカードやnanacoギフトカードのほうが高く、WebMoneyは中位です。
金券ショップでWebMoneyは売れますか?
コードで管理される電子ギフトのため、取り扱っていない店舗が多く、扱いがあっても買取率は低くなりがちです。オンラインの買取サイトのほうが有利です。
使いかけのWebMoneyでも買い取ってもらえますか?
買取対象は未使用のギフトカードが原則です。残高が減っているものの扱いは業者によって異なるため、申し込み前に確認してください。
まとめ
- WebMoneyの換金はオンラインの買取サイトが最も高い
- 金券ショップはコード管理の電子ギフトを苦手とし、取扱いが限られる
- 買取率の基準は初回82%・2回目以降80〜81.5%(ギフトグレース公表値)
- WebMoneyで90%台は確認できない。90%台が出るのは楽天・nanacoなど別の券種
- 振込手数料が無料になる額面1万円以上にまとめると目減りが少ない
WebMoneyは券種としては中位です。82%前後を基準に、それを大きく上回る数字を見かけたら条件を疑う——この見方をしておけば、判断を誤ることはありません。


